介護の仕事をするために介護職の求人を探している人はその離職率が気になる方もいます。介護職の離職率の平均は、厚生労働省が発表している平成25年度の雇用動向調査結果によると16.6%という数字も出ています。高いか低いかの判断は人により違いますが、宿泊業・飲食サービス業などは30.4%ですので、一番高い業界かというとそうとも限りません。ただ、あくまで平均ですので、地域やエリアによっては大きく変わることもあるので注意です。
そしてこれから介護業界へ就職する方は、求人情報探しをする時に施設や事業所の離職率をチェックしたり、面接の時に聞いてみるのも一つの方法です。そこで知った数字は良い施設かどうかの指標としても役立ちます。一度入ってから辞めるとなるとデメリットも出てきますので、長く働き続けられる良い施設や事業所へ就職しましょう。また離職しないためには、施設や事業所のその他の部分もよく見る必要があります。例えば、昇格制度や退職金制度はどうなっているかや、研修制度が充実しているのかなどです。
特に将来的なキャリアアップを目指している方は、研修制度が充実している施設で働いたほうが身につくことも多く、それがやる気やモチベーションの維持やアップへと繋がります。自身の将来像を描き、それを実現できそうな施設に入るのが途中で仕事を辞めないために大切です。施設によって仕事内容や、その面白さも違うので特徴の理解も要ります。